日本には独自の文化や風習があります。お車代もそのひとつで、いざ用意しようとしたときに、使用する封筒や書き方に悩む人もいるのではないでしょうか?
相手への感謝やかかった交通費として渡すお車代なのに、失礼があっては残念な気持ちになってしまいますよね。
今回の記事では、お車代を渡す際のルールやマナーについて解説します。ぜひ参考にしてみてください。
お車代とは

お車代とは実際にかかった交通費や宿泊費のほか、スピーチなどの謝礼として渡すものを指します。
地元から離れた場所で行う結婚式に地元から友人などを招待した場合にかかる交通費や、日帰りが難しい場合の宿泊費も含まれます。
必ず渡さないといけないものではありませんが、通常より高い交通費をかけてきてもらう場合には渡すのがマナーとされています。
お車代を渡すべきシーンとは?

お車代を渡すシーンは主に結婚式や葬式、法事です。
企業のイベント、その他公式な集まりに招待したゲストや講演をお願いした際に渡す場合もあります。
お車代は友人や職場の上司のほか、親族の場合も遠方から足を運んでもらった際には渡すのがマナーです。
また住まい自体は近くであっても、祝辞や乾杯の挨拶をしてくれた人には謝礼としてお車代を渡します。
葬式や法事の場合のお車代は参列者ではなく、僧侶に対して渡すものです。タクシーや自家用車で来てもらった場合に渡します。そのため、寺で行う葬式や法事の場合、お車代は必要ありません。
封筒の選び方

お車代の封筒は中に入れる金額や渡す相手によって異なります。
3,000円〜5,000円ほどの少額であればポチ袋サイズが良いとされています。これには「お気持ちだけですが」という意味が込められています。
この場合、のしや水引がなくても良いとも言われます。しかし目上の人や年配者など渡す相手によっては、のしや水引ありのほうが良しとされることも。
一方で仲の良い友人に対しては堅苦しくならないよう、可愛いポチ袋を選んだほうが良いかもしれません。
また包む金額が1万円台になるなら、お札を折らずに入れられるサイズの封筒で、のしや水引が印字されたものを選ぶのが一般的です。中身の金額と不釣り合いになるのを避けるため、豪華な封筒(ご祝儀袋)は避けましょう。
包む金額が2万円以上になる場合は、のしと水引がついた一般的なご祝儀袋を使用します。
なお葬儀や法事の場合は水引のある袋、もしくは無地の白封筒を使用するのが一般的です。
お車代の封筒は手作りや百均でもOK

お車代の封筒は手作りや百均のものでも構いません。ただし渡す相手やシーンによって適切なデザインを選ぶようにしましょう。
手作りの際にはデザインテンプレートの活用がおすすめです。「お車代 封筒 テンプレート」で検索すると、さまざまなデザインのお車代封筒テンプレートが見つかります。市販のものにはない特別感のあるお車代封筒を使いたいという方はぜひ試してみてください。
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お車代の封筒の書き方

水引のある封筒を使用する場合には、水引の上部分に「お車代」もしくは「御車代」と書きます。
水引の下部分には結婚式の場合は新郎苗字と新婦の旧姓苗字、葬式の場合は喪主の名前もしくは家名(〇〇家)と記入します。
結婚式の場合、裏面や中袋には何も記入しません。
一方葬儀においては、水引のある封筒の場合は中袋に住所と名前を記入、無地の白封筒の場合は裏面に住所と名前を記入します。
地域によっては裏面に金額を記入する場合もあります。葬儀や法事のお車代の封筒の書き方は、地域や宗派によって異なります。身近にいる葬儀の喪主経験者や、お車代の封筒の書き方に詳しい人に確認してみましょう。
なお、表書きの記入の際はサインペンやボールペンでなく、筆ペンか毛筆を利用しましょう。香典とは異なるため、葬儀の場合のお車代も濃墨でかまいません。
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お車代に包む金額はいくら?

お車代に包む金額は実際にかかる金額の全額、もしくは半額を包むケースが多いです。またお金を封筒に入れる際は細かい端数は切り上げて、お札で入れるのが良いでしょう。祝儀とは異なるため、2で割れる数字でも構いません。
スピーチをしてくれた主賓には10,000円以上が相場ですが、友人の場合はかえって気を遣わせることのないよう、数千円かプレゼントを渡すのが主流です。
なお遠方からゲストを呼ぶ場合、お車代をこちらで出すことを伝えておきましょう。そのほうがゲストが交通費の心配をせずに気持ち良く出席できるためです。
また葬儀や法事で僧侶へ渡すお車代は、5,000〜10,000円が相場とされています。お寺から葬儀や法事会場までの距離を考慮し、少し上乗せしたキリの良い金額を包むのが一般的です。
お車代を封筒に入れるときのマナーやルールとは?

お車代を封筒に入れるときは、お札の顔が封筒正面上側に来るように入れます。お札を折って入れる際はお札の顔が内側に来るように折り込みます。
葬儀や法事の際のお車代も同じように、お札の顔が正面上に来るように入れると良いでしょう。僧侶へのお車代はお布施とは分けて違う封筒に入れるのがマナーです。
なお、お車代を入れた封筒は帰りに使ってもらうことを考えると、糊付けは不要です。中身が出るのが心配であれば剥がしやすいマスキングテープか、シールで止めておきましょう。
お車代はいつ渡す?

お車代を渡すタイミングは相手によって異なります。
受付や司会をしてくれるゲストには受付や式の開始前に、遠方から来てくれた人には受付時に、そしてスピーチをしてくれた人には披露宴終了後に渡します。
僧侶へ渡すお車代はお布施と同じで通夜から初七日のあいだ、いつ渡しても構いません。通夜や葬儀のあとでも良いとされていることもあります。
お車代を渡すのに最適!おしゃれな封筒3選
お車代を入れるのにおすすめの封筒を3種ご紹介します。
- 和装の新郎新婦が可愛い!イラスト付きのお車代封筒

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新郎新婦のイラストが可愛いお車代用の封筒。のしや水引付きなので目上の人へのお車代にも使えて便利です。お得な10枚入りで、ゴールドの寿シール付なのも嬉しいポイントです。
2. お祝いシーンのお車代に!結びの水引プリント付きのシンプル可愛い封筒

お車代以外にもお祝い事シーンでオールマイティに使える封筒です。たっぷり30枚入りなので、心付けなど多くの人に配る際にも重宝します。無料テンプレート付きで宛名印刷にも対応しており、手書きが苦手な人にもおすすめです。
3. 不祝儀のお車代封筒「お札を折らずに入れられるシンプルデザイン」

和紙素材のシンプルなデザインのお車代封筒で、葬式や法事の際に僧侶へお車代を渡す際におすすめです。お札を折らずに入れられます。折って入れるポチ袋タイプの封筒もあります。
【まとめ】お車代の封筒は相手に合わせて選ぼう!書き方は地域で異なる場合もあるので注意

お車代の封筒の選び方は誰に渡すかで異なります。友人相手ならカジュアルなものでもかまいませんが、目上の人に対してはのしや水引のある定型デザインのものが良いでしょう。
また封筒の表書きや裏書きなどの書き方は地域や宗派によって異なる場合もあるので、身近な人に確認することをおすすめします。
お車代はお気持ちとして渡すものです。今回の記事が参考になれば幸いです。